報告:第三十一回泰永書展~野尻泰煌追悼展~

 


ご挨拶

2020/9/30we 泰永書展および野尻泰煌追悼展が閉幕いたしました。この大変な最中にご来場いただけた皆様には本当に感謝に耐えません。当初「4日通して100人くれば及第点、150人もくれば万々歳だろうと」と想定しておりましたが208名の来場者を迎えることが出来ました。これは平年比で言うと76%程度の来場者数にあたり、性質は違うものの軒並み50%を下回る来場者に苦しむ業界や団体の情報から考えても驚くべき推移に思います。
配布物も途中急遽追加し、来場者カードは最終日に使い切ってしまい、急遽手書きで出したほどです。

先生の言葉

よく先生が「作物というのは鑑賞者がいて成立するものだ。だからありがたい存在なんだよ。でも、人数じゃない。たった1人でも君の作品を真に理解する人が得られれば、それは何よりも代えがたい幸福なんだ」と仰ってました。それ故に、とても嬉しかったです。

写真について

会場の様子は私(松里鳳煌)の[サイト]および弟子でありカメラマンでもある寶山氏の[サイト](フォトグラファーズオフィス美苑)にて公開されました。ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。

万が一「私が写ってる!このプリントが欲しい!」と思った方は私(松里鳳煌)の[サイト:お問い合わせ]にてお名前と連絡先、どの写真のどこに自分が写っているかを添えてお問い合わせ下さればL判相当のデータを送信します。

美苑様のデータに関しては本来費用が発生しますが、今回は特別に無償で対応させていただきます。ご自身が写っている写真に限ります。なお、当方何かと忙しなくお時間は頂戴したく存じます。最長で一ヶ月程度を目処にお考え下さればと。なお、受付は今月10月末迄といたします。泰永会会員様に関しては交流サイトにてデータが公開されておりますのでそちらをご利用下さい。

賛助会員について

泰永会の今後の活動を見守りたい、もしくは弟子になりたいけどまずは会の活動や様子を知りたいとご検討の方は 賛助会員 をご検討下さい。賛助会員とは、年会費3,000円/一口 のみで様々な情報が受け取れるサービスです。「泰永会・公式サイト」もしくは「泰永会メンバーズ・サイト」のお問い合わせにてお申し込み下さい。私(松里鳳煌)の[サイト:お問い合わせ]、鳳煌書道会のサイトでも受け付けています。

会員専用Webサイト「泰永会メンバーズ」に参加可能
泰永会メールマガジン「是」を受信可能(月1本程度)
泰永書展のフライヤーとポストカードの配布
書展作品集1冊を無料配布
書展作品集を2冊目以降、会員価格で購入可能
野尻泰煌先生が晩年設計した「泰煌筆」を購入可能(要実費)
泰永会の活動に参加可能(不定期)

先生の声

野尻先生を懐かしくなった方、先生の声が聞きたい方は私(松里鳳煌)が主宰する [藝文對談ともえ]という2015年に先生と始めたインターネット・ラジオが公開されております。

先生は105歳まで生きると言いましたが「100歩ゆずって万が一にも80代とかに亡くなるようなことがあったらこの音源は私にとってバイブルになるなぁ。面倒くさかったけど結果的に始められて良かったかも?」と昨年等思ってましたが、まさか本当に、こんなに速くそうなるとは思いませんでした・・・。本当に始めておいて良かったです。

最後に

師の指導から離れた先は個々の領域です。皆様の今後は遠くから見守らせていただきます。先生の仰るようにお互い悔いの無い人生を。泰永書展は来年もお楽しみに。




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